VRC NZM

VRChatの日記やあれこれ。

クラッシュアバターによるVRCのクラッシュを防ぐ方法

【追記】2022/08/23 20:33 ブロックする項目に[Light nad Particles]を追加

 EACが導入されVRChatのPublicインスタンスも出歩きやすくなったのですが、ちょろちょろとクラッシュアバターを使用した荒らしが見受けられたので、対応方法を書いておきます。

 文字で書いてしまうと「カスタムセーフティでフレンドをのぞくプレイヤーのシェーダーとパーティクルの読み込みを切る」だけです。改造クライアント全盛期はセーフティを貫通してきたのですが、私以外のプレイヤーがクラッシュアバターで落ちる中、私だけ生存していたので多分この方法は有効です。

(1)設定を開き[SAFETY]を選択します。

(2)[Shield Level]にて[Custom]を選択し[Friends]をのぞく全てのランクで[Shaders]と[Light and Particles]の項目をオフにします。

(3)シェーダーとパーティクルを読み込んでアバターを見たいプレイヤーがいる場合は、プレイヤーを選択して[Show Avatar]を選択します。そうするとシェーダーとパーティクルが読み込まれ、アバターをアップロードした人の意図する状態でアバターが表示されます。

備考

 今回、クラッシュアバターを使った荒らしに遭遇したのはFUJIYAMAでした。私はVRChatのOpenBetaを利用しており[Performance]の機能を使って、指定の距離にプレイヤーが近寄らない限り、アバターデータが読み込まれない設定にしていました。

 もしかしたら、この設定によりアバターのデータが読み込まれずVRChatがクラッシュしなかったのかもしれません。気になる方は自己責任でOpenBetaを利用してみてください。

作ったワールド一覧とリリースノート

 VRChatで作ったワールドの一覧とリリースノートを記載します。なお付記していワールドのバージョンはこの記事を書いた時点の状態を1.0.0と見なします。

NZM HOME

  • Platform: PC/Quest
  • Labs's: 2021/10/25
  • Published: 2021/10/29

 初めて作ったワールドです。大きなミラーの前で雑談することを目的に作りました。処女作ということもあり色々とごちゃごちゃしている箇所があります。そのうち新しく作り直します。

Link: https://vrchat.com/home/world/wrld_5e47b515-a05e-44d1-8901-8c67e033e20f

release note
  • 2022/05/31: v1.0.0
    • stable release
  • 2022/05/31: v1.0.1
    • QvPenをアップデート

NZM HOME mini

  • Platform: PC/Quest
  • Labs'd: 2022/05/27
  • Published: 2022/06/02

 より少人数で、よりリラックスすることをコンセプトに制作しました。ワールドサイズや全体的な動作の軽さに少しこだわってみました。

Link: https://vrchat.com/home/world/wrld_12d91579-972f-4fed-8bc8-24722b6259ff

release note
  • 2022/05/31: v1.0.0
    • stable release
  • 2022/05/31: v1.0.1
    • QvPenをアップデート
    • NightModeを最大にした時の暗さを調整
  • 2022/06/04: v1.1.0
    • ベッドのトップミラーを昇降可能に変更
    • 窓の縁に立てるようにコライダーを調整(リクエストがあったため)
    • IwasyncのプレイリストがQuestでも再生可能なように変更
    • NightModeを最大にした時の暗さを調整
    • 軽微なアセットの位置調整
  • 2022/06/15: v.1.2.0
    • Left Mirror(ボタンに対して左側のミラー)を追加
    • Foot Mirror(足下のミラー)を追加
    • Reflection Probeの範囲を調整
    • Spawn場所を微調整
  • 2022/08/10: v.1.2.1
    • Iwasyncを3.4.2にアップデート

びちょびちょホットケーキ -bicho bicho pancake-

  • Platform: PC Only
  • Labs'd: 2022/01/30
  • Published: 2022/05/19

 DynamicMochiMochiShederを使ったパンケーキを水に沈めたくなったので作りました。それ以上でもそれ以下でもないワールドです。

Link: https://vrchat.com/home/world/wrld_73b8447c-8289-4b8e-8d4d-e9f0bd5dcb67

release note
  • 2022/05/31: v1.0.0
    • stable release
  • 2022/06/06: v.2.0.0
    • Unityのプロジェクトが行方不明になったため1から再作成
    • ホットケーキとプリンを切り替え可能に変更
    • トップミラーを昇降可能に変更
    • QvPenを3.2.2に更新

Just Sheary

  • Platform: PC Only
  • Labs'd: 2021/12/26
  • Published: 2022/01/03

 VRChatのフレンドが製作・販売をしているアバター、シアリー(Sheary)の販売促進(?)ワールドです。

Link: https://vrchat.com/home/world/wrld_1469d039-c362-4f8a-b5c7-0aaf7de24fb8

release note
  • 2022/05/31: v1.0.0
    • stable release

UnityのAnimatorでStateが何も表示されなくなった時の対処法

 タイトルのママなのですが「こういう情報がTwitterに集約されていて検索性が悪いよね」と、よくフレンドと話をするのでブログに書いておきます。

Stateが表示されないイメージ図

 VRChatのアバターを改変するときに避けては通れないのがAnimatorです。本来であれば、このAnimatorのLayerにStateが表示されているはずなのに、何も表示されない場合、以下の方法で解消することがあります。

 [Unityのメニュー] -> [Window] -> [Layouts] -> [Revert Factory Settings...] を選択

 選択すると、カスタマイズしたUnityのウインドウレイアウトが全てリセットされます。ウインドウレイアウトをカスタマイズしていた場合、面倒臭いですがもう一度設定しましょう。

 ちなみにAnimationのプレビューが表示されないなどその他諸々の「あのウインドウどこにいった?」という時に有効です。

VRChatを心のモルヒネにしてはならない

 VRChatを初めて1年とちょっとが経ち、総プレイ時間は4,000時間を超えました。

 これだけ長い時間VRChatに居ると、見たいものは見えなくなり、見たくないものが見えてきます。この世界を、どう題すべきかと熟思していたところ「心のモルヒネ」という単語が浮かびました。

 多くのプレイヤーにとって、VRChatはただのゲームと言えるでしょう。一方で、毎日のようにHMDを被って長時間VRの世界に居る人はどうなのでしょうか。

 初めてHMDを買ったとき、きっと己の手を眺めたことでしょう。

 最初は現実の手との差異に違和感を感じるも、次第にこれがVRの中での己の手であると認識を始めます。次第に仮想と現実が融合を始め、それが現実になります。*1

 例えどれだけ自分の容姿にコンプレックスを抱いて居ても、BoothとBlenderとUnityが美麗な容姿を作り上げてくれます。

 例えどれだけ遠方に住んでいても、ネットワークを通じてどこに居る人とも、一瞬でコミュニケーションができます。

 例えどれだけ自分の声、コミュニケーション能力にコンプレックスを抱いていても、身振り手振りとQVPenがそれを解決してくれます。

 例えどれだけ自分の部屋が汚かろうと、HMDを被ってVRChatを起動し、MEROOM336号室にJoinすれば、綺麗な部屋がそこにあります。

 例えどれだけ眠る時に孤独を感じていても、一緒に眠ってくれる人を探すことは容易です。

 時折勘違いしそうになるのですが、VRChatのプレイヤーは全員意思をもった人間です。NPCではありません。そしてVR(Virtual Reality)という言葉が、心理的な逃げ道になっているかもしれませんが、そこにあるのは虚(仮想)ではありません。現実です。ネットワークと3DCGの技術で上手にラッピングされた現実です。

 VRChatは容易に自己実現が可能です。承認欲求を満たすこともできます。なんなら性欲を満たすこともできます。それはすべからく現実です。しかし、多くの人は自分にとって都合の良い要素だけ「仮想空間での出来事」と解釈し、同時に都合の良い部分だけを「現実空間での出来事」と解釈しているように見えます。

 これは、ゲーム内での心ない行為や攻撃的な行為からも容易に見て取れます。どうせゲームだから、どうせ仮想だから、どうせ顔を合わせた人間ではないから、そう逃げ道を作って自分の行為を正当化する人が居ますが、残念ながら貴方の行ったことは、全て現実の事象として他人にもたらされます。
(匿名状態での人間の攻撃性について語り始めると枚挙に暇がないのですが)

 VRChatで起きた事象はすべからく現実です。おそらく多くのプレイヤーにとって非常に居心地の良い現実です。これは、HMDを外した現実に対する鎮痛剤、何よりも強力な鎮痛剤になっているのではないでしょうか。

 鎮痛剤には依存性があります。耐性がつき、次第に量を増やしていかないと効き目が弱くなります。果たして、鎮痛剤に浸かり続ける日々は本当に幸せなのでしょうか。私は疑問に思えてなりません。

 私はVRChatが大好きです。だから、少し道を踏み外しそうな人を見ると心が痛みます。ただし、この痛みにモルヒネを使いたいとは思いません。

*1:そもそも「バーチャルリアリティ」を「仮想現実」と翻訳するのは誤りなのですが、ここはわかりやすさのために敢えて誤訳を使います。

VR感度が欲しい

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 VRChatをプレイしているとVR感度あるいVR感覚。または感度という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、VRヘッドセットを付けている状態で、体の一部を触られると、実際に触られているように感じたり、そこに暖かさや違和感を感じたりする現象を指します。

 他にも臭覚(香り)や痛覚(痛み)などがあり、端的に言ってしまえば視覚情報から、その他の感覚器官が錯覚を覚える現象と言えます。一番わかりやすいVR感度はVRで高いところから下を見るとタマヒュンする感じでしょうか。

 これには個人差があり、全く感じない人から感度MAXの人まで様々です。かく言う私は全くVR感度がありません。感度を持っている人でも明示的にオンオフ出来る方から、常に感度全開の方までいらっしゃいます。

 感度全開の人からすると、嫌悪感を感じる状況もあるのでしょうが、隣の芝生は青いとはこのことで、感度がほとんど無い私からすると非常に羨ましいです。なぜなら、VRChatの基本コミュニケーションと言える「撫で」をされたとて、私には「3Dのオブジェクトが目の前を動いているな」としか感じられないからです。

 撫でに限らず、現状では視覚・聴覚情報とコントローラのバイブレーションからしか、感覚器官に訴えるものが無いにも関わらず、それ以上の感覚を得られるというのはとても興味深いのです。例えそれが錯覚とわかっていてもゲームに対する没入感が高まるのは間違いなく、良くも悪くもゲームの楽しみ方が変わることは間違いありません。感度がある人は別のレイヤーに居るのです。

 というわけで、別段落ちの無い話ではあるのですが、VR感度持ちの人は羨ましいなというお話でした。ではまた。